NU Flex SIV ソケット+C-Leg4でスタート

Ossur社の大腿用シールインXを装着している様子

大腿義足のま~ちゃんです。

1年を超えての臨床用チェックソケットから、ようやく本ソケットの制作~納品となりましたので、新たにこちらのブログをスタートします


2017年8月25日〜27日の3日間、今までの大腿義足の概念をくつがえす
座骨で支持しない革新的ソケット【NU-FlexSIV ソケット】の日本初セミナ​ーが開催されました。

セミナーは、提唱者のノースウェスタン大学のステファニア・ファトネ先生(Stefania Fatone,PhD,(Hons)と、ライアン・カルドウェル先生(Ryan Caldwell,CP/L)のお二人にお越し頂き、ようやく日本でも製作と臨床が始まる運びになりました。


2016年、韓国での学会(Asia Prosthetic and Orthotic Scientific Meeting 2016)でこのソケットを目の当たりにした神戸医療福祉専門学校三田校の佐々木 伸先生(P.O.・当学科長)が、日本でもセミナー開催と臨床をスタートしたいということで実現したセミナーです。

私は、セミナー開催前の2016年11月から、日本での臨床モデル第一号として協力しています。
チェックソケット、本ソケットとも、調整や作り直しを繰り返し昨年の大晦日も調整する日々でした。


膝継手もOttoBock社のC-Leg3から、初めてのC-Leg4になりました。
シリコンライナーはチェックソケットから履いていた、メディ社(現Ossur社)大腿用 4シールライナーから、Ossur社の大腿用シールインXに変更しました。
シリコンライナーが衣然より柔らかくなり装着はずいぶん楽になりました。


2018年1月13日に調整していただいて、この動画は翌日の1月14日(日)に撮影。
まだシリコンライナーに慣れていませんが、ユーザーの皆さまのご参考になれば幸いです。


阪神淡路大震災から23年が経ちました。
当時、大阪にいて震災を体験した私が、仙台で東日本大震災を体験するとは思いもよりませんでした。


義足を履いて生活(活動)するには、清潔でかつ断端の状態が良い事が大前提。
傷が出来てしまったら義足は履けませんし、当時はライフライン(公共交通機関)が止まってしい、災害時緊急招集対象者になっていたため苦労の日々でした。

今一度、万が一の備えと確認をしたいと思います。


<現在の義足組み合わせ 2018年1月現在>

大腿用ソケット:NU-FlexSIVソケット(NU-FlexSIV Socket)
    +
シリコンライナー:オズール社 大腿用シールインX(ossur Iceross Seal-In X)
    +
吸着システム:ハーモニーE2(Ottobock Harmony E2)
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膝継ぎ手:C-Leg4 (Ottobock C-Leg4)
    +
足部:1C60 トリトンフット


まだまだ臨床中です!

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